【記事0】 わが家が国立小学校受験を意識し始めたきっかけ|「記念受験のつもり」が本格受験に変わった日
- 「記念受験のつもり」が本格受験に変わっていった経緯
- 住所で受験できる学校が想像以上に限定されるという現実
- 抽選という運の要素と、私立受験との根本的な違い
- ペーパー以外の総合対策が必要だと気づいた瞬間
- わが家が「塾はしご・スポット受講」という戦略を選んだ理由
このブログは「記念受験のつもり」で始まった国立小学校受験が、どのように本格挑戦へと変わっていったかを記録したものです。
結論からお伝えすると、息子は東京都の国立小学校に合格しました。
受験総費用は約65万円。周囲の同環境家庭が200万円以上かける中、3分の1以下での合格です。
ただし、道のりは決して順風満帆ではありませんでした:
- 年中期: 塾との相性問題で子どもが完全学習拒否状態
- 私立練習受験: 天井ボール事件で痛烈な不合格体験
- 筑波大学附属小学校: 選抜模試上位10位以内→初回抽選落ち
本ブログは2024年以前の体験に基づく個人記録です。
国立小学校の制度は年度により変更されるため、受験検討時は必ず最新情報をご確認ください。
「わが家の一例」としてお読みください。
わが家が小学校受験を意識し始めたのは、子どもが年中の頃でした。
通っていたのが受験をするご家庭が多い私立幼稚園で、お迎えの時間や園の行事で親同士が話していると、自然と「〇〇ちゃんはどこの小学校を受けるの?」「うちは私立もだけど、国立も一応受けようかな」といった会話が日常的に交わされる環境でした。
最初は「国立なら私立ほど学費もかからないし、記念受験的に受けてみようか」という、正直かなり軽い気持ちで調べ始めました。
「思っていたより厳しい現実」に直面
ところが実際に各校の募集要項を調べてみると、2つの大きな誤解をしていたことにすぐ気づきました。
最初に気づいた2つの誤解
一つ目は「住所で受験できる学校が想像以上に限定される」ということでした。
「東京都内にはいくつか国立小学校があるから、どこかしら受けられるだろう」と思っていたのですが、通学区域の指定により「うちの住所だと、そもそもこの学校は願書も出せないのか!」という現実に最初は本当に驚きました。
二つ目は「倍率の高さと抽選という運の要素」です。
調べれば調べるほど、どれだけ準備を頑張っても「最後は抽選次第」という学校があることがわかり、「これは私立受験とはまったく違う覚悟が必要だな」と夫婦で話し合うようになりました。

こんなに準備しても、抽選で落ちることもあるのか…

でも逆に言えば、完璧を目指しすぎなくてもいいのかもしれないね
「総合的な準備が必要」だと気づいた瞬間
さらに情報収集を進めていくと、国立小学校受験はペーパーだけでは全然足りないことも見えてきました。
- ペーパー(いわゆる”お勉強”)
- 運動・体操
- 巧緻性・制作(はさみ、折り紙、ひも結びなど)
- 行動観察(お友だちとの関わり方)
これらを総合的に準備する必要があり、さらに「複数校を受験する場合の日程調整」まで考えると、「これは本格的に計画を立てて取り組まないと、子どもにも負担になるし、親も混乱する」と実感しました。

この学校の試験の前日に、別の学校の模試があるよね

この日程で2校受けると、子どもの体力がもたないかも…
わが家なりの戦略:塾は「はしご」で
本格的に準備を始めるにあたって、夫婦でまず話し合ったのが「塾をどう活用するか」でした。
フルで通塾するのは費用面でも時間面でも負担が大きいと感じ、わが家は「特徴のある塾をはしごして、スポット受講する」という方法を選びました。
スポット受講の考え方
- 行動観察に強い教室
- ペーパーに特化した教室
- 運動・体操専門の教室
それぞれの得意分野の講座だけを受講し、そこで見えてきた子どもの課題や得意分野を家庭学習に反映していく、という進め方です。
子どもの正直な反応
一方で、肝心の子どもの反応はというと…周りのお友だちも「受験する」という話をしているので、「自分も受けるんだ」という感覚は自然に持っていました。
でも、毎日の勉強そのものはあまり好きではなく、日によっては「また?」「きょうはやりたくない…」と、かなり”いやいやモード”になることも多々ありました。

今日のプリント、これだけやったら終わりにしようか

えー、きょうはもうやりたくない…

じゃあ、この中でどれをやるか、自分で選んでみる?

…じゃあ、これだけならいい
こんな小さな”交渉”を毎日繰り返しながら、「受験勉強=ただつらいだけの時間」にならないよう、親も試行錯誤の連続でした。
この試行錯誤から生まれた「プリント50枚110円」のお小遣い制度や、父親である私の本格参戦による劇的な変化は、この後の記事で詳しくお伝えしていきます。
